オジさんの科学

オジさんがオモシロそうだと思った科学ネタを、勝手にお裾分けします。

ヒトのカラダは倹約上手

 収入が支出を上回れば、貯蓄は増える。マイナスならば減っていく。
 食べたエネルギーが使ったエネルギーを上回れば、脂肪として蓄積される。逆ならダイエットできるはずだ。
 結構歩いたりして運動しているのに全然体重が落ちない。食べ過ぎてもいないはずだ。
「運動してもやせない不思議」に関する記事が、日経サイエンス2017年4月号に掲載された。タイトルは「運動のパラドクス なぜやせられないのか」。

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がんばれベテルギウス

 真冬の夜空は、乾いているから星がよく見える。
 冬の星座の代表格はオリオン座だ。2月の午後8時頃には、南側ほぼ真上に見える。きれいに並んだ三つ星が目印だ。
 三つ星の左上、肩のところで赤く明るく光る星が「ベテルギウス」だ。
 赤い彗星シャア・アズナブル。赤い恒星はベテルギウス。赤色超巨星と呼ばれる大物だ。

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 ベテルギウスには「超新星爆発」が迫っているという。
 既に存在する星なのに「新星」というのは、急に明るくなるので新しい星が出現したかのように見えるから。しかもとてつもなく明るくなるので「超新星」と呼ばれる。
 ウィキペディアには「大質量の恒星が、その一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象」とある。
 今日、明日起こっても不思議ではないらしい。しかも人類が未だかつて見たことも無い明るさの星になるという。

 天文学者はワクワク、天文ファンもウキウキだ。
 大物ベテルギウスに対して不謹慎な気もするが・・・。

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旧石器時代最先端技術博レポート

 (2017年の)正月早々、川崎市市民ミュージアムに「かながわ最初の現代人~旧石器時代のヒトと社会~」展を観に行った。

 

 すると数日後「旧石器時代最先端技術博覧会」の案内が送られてきた。テーマは「自然の技術的活用」だそうだ。横浜開催だったので、ちょっと2万年前まで行ってみることにした。
 会場には大勢の人が集まっていた。さすがに地上の氷河が最も拡大した時代だけあって、寒い。平均気温で21世紀より4、5度低い。仙台よりも寒いかも。冬らしく空は真っ青に晴れ渡っていた。海水面が130mも低下しているので、東京湾が無くなり千葉の方まで地続きだ。

 では、トピックスをご紹介します。

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【落とし穴】

 ウェルカムゲートをくぐると地面に穴が掘られていた。
「最新土木テクノロジーを駆使した狩猟技術『落とし穴』」というパネルが穴の横に立っている。

 詳細はこちら。
 直径         :1.4m
 深さ         :1.4m
 狩猟対象  :イノシシ、シカなど

  使用方法 :

①追い込み法。複数名で狩猟チームを作ります。チームは獲物を落とし穴に向けて追い立てます。この時大声を出したり鳴り物を使用すると、より効果的です。驚いた獲物を穴に落とせば成功です。

待ち伏せ法。獲物が落とし穴に掛かるのを寝て待つだけです。また、落とし穴をカモフラージュするために木の枝や枯葉などを活用しましょう。

 旧石器時代の落とし穴は日本でしか見つかっていない。落とし穴は定住化への一歩だったのかもしれない。

 

【礫(れき)群調理法】

 隣のブースでは、最新の調理実演をやっていた。コンパニオンの前にはたくさんの石(礫)が積み上げられている。
「まず、こぶし大から子どもの頭ほどの石を集めます。数は調理する量に応じて、十数個から数百個をご用意ください」コンパニオンは石を焚火の中に入れ始めた。
「石は赤くなるまで焼いてください」
 焼けた石を並べ、上にたくさんの草を敷き詰めた。草に含まれた水分で蒸気が立ち始めてきた。
「今日の食材は、鹿肉とドングリ、お芋です」食材を何かの葉っぱで包み、草の上に並べ、さらに草をかぶせた。
「このまま数十分から数時間蒸し焼きにします」
「200万年前からの焼くだけの調理法と違い、お芋などのデンプンを多く含んだ食材も上手に調理できます。また、硬い食べ物もとっても柔らかくなるんですよ」
「さて、こちらに3時間前から蒸しておいたものがあります」コンパニオンが包んだ葉っぱを開くと、湯気が上がる。
 塩味が効いたお肉は柔らかく、お芋はホクホクと蒸しあがっていた。デザートについたスモモもおいしかった。

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【細石刃(さいせきじん)】

 次は、今回のイベントの目玉だ。最新狩猟ギアを試してみようと、旧石器時代のオジさんたちがたくさん群がっている。
 槍が展示されている。
 動物の骨の様なもので出来た穂先の左右に、長さ3cm程度、幅5mmほどの薄い石の刃が連続して埋め込まれている。この小さな薄い刃を「細石刃」と呼ぶ。穂先全体を石で作るのではないため、材料が少なくて済む。 

f:id:ya-sone:20190816154559j:plain また、最大の特徴は「細石刃は替刃」だということである。一つの刃が欠けてもそれを取り換えれば、再び使用が可能になる。これまでの打製石器の狩猟用具は、砥ぐ技術が無いため、刃先が欠けると使い物にならなくなった。
 21世紀のオジさんが、ヒゲそりの切れ味が悪くなると新しい替刃にチェンジするのと同じだ。
 壊れても繰り返し使用可能で、且つ素材の岩石も少量で済む。再生可能&省資源の思想で作られている。
 ヘッドが軽くなるので槍の飛距離が伸びるのか?旧石器時代のオジさんたちは熱心にグリップやバランスを確かめていた。

 

神津島の黒曜石】

 会場を一回りした後に、伝統技術功労者の表彰式を見に行った。
 まっ黒に日焼けした男たちが照れくさそうに壇上に上る。授賞理由は「外洋航海術の継承と技術発展への貢献」。彼らは海洋採掘師。伊豆諸島の神津島まで黒曜石を採りに行く仕事だ。
 黒曜石は様々な打製石器の原材料となる。真黒なガラスのような岩石で、薄く尖った形に割れるため、切れ味鋭い刃物となる。産地は、信州八ヶ岳伊豆半島、そして神津島などだ。

 神津島伊豆半島の南、約50kmにある。丸木舟で外洋の荒波を越えて行くのだから、命がけだ。
 ここの黒曜石は1万8千年(現代からは3万8千年)も前から採取されている。片道ではなく、往復航海ってところが凄い。そして黒曜石はこの時代になって、細石刃として脚光を浴びるようになった。世界最古の航海術が最新技術を可能にした。男たちの首にメノウのメダルが掛けられた。

 ニュージーランドに人類が到達したのは13世紀になってからだ。3万8千年も前に外洋航路を持っていたなんて、日本の旧石器時代人は凄い。

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 人類の知能は数万年前から現代人と変わっていないと言われる。2万年前に生まれた赤ちゃんを現代に連れて来たら、現代人と全く変わらなく育つ。スマホも使えるし、インスタに投稿もするだろう。

 2万年前の人々も様々な工夫により、豊かな生活をつくりあげてきたようだ。

 

オジさんの科学vol.013 2017年1月号

                                                                      2017.01.29(2019.08.16改) や・そね


       





謎解きDNA

雪男のDNA

 オジさんが子供だった頃、少年マガジンや少年サンデーには、毎週のように世界の謎や怪奇現象特集が載っていた。
 その中に未確認生物ネタもたくさんあった。ネッシー、吸血鬼、狼男、ツチコノ、クラーケン、雪男、河童、人魚、ビッグフット、ヒバゴン等々。
 中でも有名なのが雪男だ。ヒマラヤでは19世紀から目撃証言があるようだ。立ち上がると5mにもなるといわれる。

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 先月(2016年11月)刊行されたナショナルジオグラフィック別冊「科学で解き明かす超常現象 ナショジオが挑む55の謎」によると雪男の正体は判っていた。

 オックスフォード大学の人類遺伝学者ブライアン・サイクス教授のチームは、DNA分析の技術を使い雪男に迫った。
 チームは、50年前までのものならば標本の状態がどんなに悪くてもDNAを抽出できる技術を開発し、世界各地の博物館や個人が所有する未確認生物の標本30点のDNA分析をした。
 そのほとんどがありふれた動物の体毛である事が判った。
 北米のビッグフットの毛とされていた標本のうち3点は牛で、羊、アライグマ、ヤマアラシの毛もあった。テキサス州で見つかったモノは普通の人間のものにすぎなかった。
 スマトラ島の謎の類人猿オランペンデクとされる資料は、バクのものだった。
 ロシアで見つかった獣人アルマスティの標本3点は、馬の毛であった。中にはアメリカクロクマやアライグマの毛もあった。どちらもロシアには生息していない。人間のもあった。

 

 雪男とされる標本の一つは、フランスの登山家が1970年代にインドのラダック地方で手に入れたもの。もう一つは、10年ほど前に、ラダックから1290km離れたブータンで見つかった1本の毛だった。
 2012年のサイクス教授の発表によると、この2種類の標本と12万年前のホッキョクグマのDNAが一致したそうだ。
 ホッキョクグマは現在、北極海を取り巻く地域にしか生息していない。身長は最大は3.4mにもおよぶ。地上最大の肉食動物だ。
 古代のホッキョクグマの子孫がヒマラヤの地で生きながらえていたのかもしれない。

 f:id:ya-sone:20190808115743j:plain雪男はなんと白クマさん?
 サイクス教授のDNA分析はそう物語っている。

 日本にも人魚や河童のミイラと呼ばれるモノが存在する。DNA分析をしたら、どんな結果が出るのだろうか。 
 未知の生物は見つかるのだろうか。

 

 

アダムとイヴのDNA

 ナショジオでサイクス教授の名前を見た時に「おやっ?」と思った。
 ベストセラーになった「イヴの7人の娘たち」と「アダムの呪い」の著者ではないか。久しぶりの再会だ。
 サイクス教授はヒトのDNA分析のさきがけ的存在。2000年代前半にまだヒトの全DNAが解読される前に、教授はDNA解析の手法で様々な事を解き明かした。

 

 動物のDNAは、細胞の中の核に染色体という形で格納されている。また、細胞の中でエネルギーを生産するミトコンドリアにもDNAはある。
 ミトコンドリアDNAは母親からしか受け継がない。これを調べると母系がたどれる。自分のミトコンドリアDNAは、お母さんから受け継いだもの。お母さんは、おばあちゃんから受け継いでいる。
 オジさんのミトコンドリアDNAは、子供に伝わらない。

 

 「イヴの7人の娘たち」(2001年)によると、現代欧米人のミトコンドリアDNAを遡ると、95%は7人の女性にたどり着く。
 さらに遡ると全人類が一人の女性にたどり着く。彼女は「ミトコンドリアのイヴ」と呼ばれる。
 12~20万年前にアフリカに住んでいたと推測されている。
 ただし、最初の女性が一人だったというわけではない。息子しか生まなかった女性のミトコンドリアDNAは後世に伝わらないだけだ。

 

 例えばこういうことと同じである。
 ある島に100組の夫婦が移住し、100の姓があったと想像して欲しい。この島では子供同士が結婚すると母方の姓を名乗る風習だったとする。すると息子しかいない夫婦の姓は、消えてしまう。世代を追うごとに島の姓は減っていき最後は一人の女性の姓になってしまう。

 

 同じ事を男性でたどる事もできる。男性しか持たないY染色体は、息子だけに受け継がれる。娘しかいない父親のY染色体のDNAはそこで途絶えてしまう。
Y染色体のアダム」も十数万年前にアフリカで暮らしていたといわれている。

 

f:id:ya-sone:20190808120605j:plain サイクス教授の「アダムの呪い」(2004年)の中にこんな話がある。
 東アジアからカスピ海までの広範囲に分布しているY染色体がある。その持ち主は、推定で1600万人にのぼる。
 そして、このY染色体の起源は約千年前の男性にあるとわかった。
 千年ほど前にアジアの広い範囲で活躍した男性といえばチンギスハーンしかいない。
 彼らは子孫の可能性が高い。

 

 DNAがチンギスハーンの子孫であることの証明になる。皇族の血筋だなどと偽のDNA鑑定書を持った「DNA詐欺師」なんて出てきそうだ。
 そのうち動物の血統書にDNA鑑定が付くようになるかも。

             

オジさんの科学vol.012 2016年12月号    2016.12.18(2019.08.08改) や・そね

 

 

 

ヒトの脳は大雑把が得意

ヘビが脳の進化を促した

 オジさんたちには、研ぎ澄まされた危機察知能力がある。難しい仕事、面倒な得意先、突然の残業、そして肩たたきに忍び寄る上司の気配をいち早く感じとり、回避する。
 なんとなくヤバそうな時は、とりあえず逃げる。貧乏くじを引かされた若者たちには悪いが、敬老の精神で我慢して欲しい。
 元々ヒトには不正確な情報から、敵を素早く察知する能力が備わっている。しかもより危険度が高いほどこの能力が発揮されるように進化したらしい。
 10月(2016年)に発表された名古屋大学の川合伸幸准教授らのグループの研究でわかった。

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 では、問題です。

 上の二つの写真にはそれぞれ別の生き物が写っています。わかりますか。

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見えてます。

閃輝暗点

 先日、突然目の前に先が尖ったCの字の様な、上下に潰れた三日月の様なものが出現した。そこだけ虹色に滲んでいて、プリズムを通しているみたいだった。
 目線に沿って動くので、眼鏡の油汚れかと思った。だが眼鏡を外しても見える。
 次は眼に異常が生じたと思った。どちらか確かめようと、片目ずつ瞑ってみた。同じ様に見える。つまり眼ではない。

「脳の中で何かが起こっている」。

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  面白い、凄い、綺麗だ。でも、「来週はゴルフ。ボールが見づらいなぁ」と思った。
 ネットで検索すると「閃輝暗点」に間違いない。
同じように検索していたカミさんに「面白がっていないで、病院に行きなさい」と言われた。
 通常、閃輝暗点片頭痛発作の前兆現象として現れるそうだ。片頭痛患者の三3割が経験するらしい。片頭痛にならない場合は、脳腫瘍、脳梗塞が疑われると書いてあった。
 15分ほどで三日月は消えた。頭痛は起こらなかった。

 

~ブラインドサイト~

 無いものが見えることもあれば、見えないはずなのに見える人もいる。
 盲目なのに、廊下の障害物を上手に避けて歩く。本人は障害物があることも、それを避けていることも意識にない。あたかも見えているようなこの能力を「ブラインドサイト」という。
 物の形や色、動き、明るさ、線の向きや縞模様を言い当てることができる。スクリーンに映った光の点を指せる人もいる。
 本人は当てずっぽうに答えているつもりが、正解する。
 顔の表情から相手の感情だけを読み取る人もいる。

 

 眼から入った情報は大脳の「視覚野」で映像化される。脳卒中などで視覚野が傷つくと、目が見えなくなる。
 しかし情報は視覚野とは別経路で処理されているらしい。映像化して見るよりも反応が速く、無意識に体は動く。
 ブラインドサイトは映像が無い第2の視覚だ。侵入者にセンサーが反応し、自動的にライトが点灯する家がある。モニターに映したりせずに対応するこの仕組みに似ている。

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 脳の無い貝類は、生き物の影などが原始的な眼に相当する部分を横切ると「反射」的に貝殻を閉じたり、逃げだしたりする。
 鳥類や魚類など大脳が発達していない生物は、ブラインドサイトで危険を察知し、獲物を見つけるようだ。

  健常人でもこの第2の視覚が、機能している可能性がある。
 プロ野球のバッターは、ピッチャーの投げたボールのスピード、球種、軌道などに、すばやく反応しスイングする。ところが、ホームランを打った後のお立ち台で「どんなボールだったか覚えていません」と答えることがある。
 ブラインドサイトに似た機能が働いているのかもしれない。

 

サブリミナル効果

 本人が見たと意識しないにもかかわらず無意識に反応する、と言えば「サブリミナル効果」を思い出す。日経サイエンスの2014年2月号に「サブリミナル効果の真実」という記事が載っていた。
 1957年の夏、「米国ニュージャージー州の映画館で、5秒ごとに3/1,000秒間『ポップコーンを食べろ』と『コカコーラを飲め』というメッセージを6週間にわたって流した結果、炭酸飲料の売上が18%、ポップコーンは58%伸びた」と発表された。
 これを機に多くの研究者たちが再現実験を繰り返したが、誰一人として成功しなかった。そして5年後、「イカサマ」であったことが判った。

 

 その後ずっと、科学者たちは「サブリミナル効果には根拠が無い」とみなしてきた。
 ところが、2001年以降何らかの影響を及ぼすことわかってきた。
 注意力テスト中のディスプレイに「コーラ」と「飲み物」という単語を一瞬明滅させる実験。アニメ番組「ザ・シンプソンズ」の中に「のどが渇いた」という言葉と「コカコーラの映像」を仕込んだ実験。
 いずれも仕掛けられた人は、渇きを感じた。しかしコーラを手に取った人は増えなかった。

 コーラ以外に、リプトンアイスティーが実験材料として選ばれた。
「リプトンは好きだがしょっちゅう飲んではいない人で、実験の時にのどが渇いていた人だけ、リプトンを飲みたくなる」ことが判った。リプトンが大好きでよく飲んでいる、と答えた人には影響が無かった。
 実験対象の米国の大学生は、コカコーラが大好きなので影響が出なかったようだ。
 その他の研究からも「サブリミナル効果は非常に小さく、その人の身体の状態や習慣などに左右される」ことが明らかになった。

 

 サブリミナル効果が本当にあると信じていた人、全くのインチキで効果なんかないと思っていた人、どちらも違っていたようです。詳しい研究はこれからです。
 でも、サブリミナル効果はタブー視されており、なかなか研究費がつかないようです。

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~ふたたび閃輝暗点

 わが主治医は、「腹痛と同じであくまでも症状、現象。それだけで何かを判断する事は出来ない」という。他の症状が出なければ、特に対処法もないそうだ。経過観察となった。
 翌週のゴルフも問題なしだ。

 

 稀にグリーン上でパッティングラインが見える時がある。
「右へカップ2つ曲がるスライスライン」。
 読めた。打った。外した。
 オジさんの場合、見えても体が反応しないのだ。

 

オジさんの科学vol.010 2016年10月号         2016.10.23(2019.08.01改) や・そね

 

台風7番勝負

 今年(2016年)の台風は変だ。1号がなかなか発生しないと思っていたら、3つも同時に来たり、Uターンしてみたり。観測史上初めて岩手県に上陸したら、続けて北海道に上陸した。
 夏から秋にかけて当たり前のように毎年発生し、大雨や強風の被害を引き起こす台風。でも、台風って何者?よく知らない。

そこで台風をいろいろな方々と競わせてみました。

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